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所属:大学教育実践センター 兼 生物資源科学部生命環境学科 職位:准教授 学位:博士(文学)
研究室:県立広島大学庄原キャンパス2408研究室
E-mail:tohkusa@(@の後にを付けて送信ください)
研究内容:https://researchmap.jp/read0193039
プラトンを中心に西洋古代哲学の研究をしています。
ソクラテスの探究方法,知識論,想起説,イデア論,技術と倫理
プラトンの初期対話篇では,相手を吟味し論駁するソクラテスの姿が印象的に描かれます。しかし,無知を自覚するソクラテスの実質的な手続きは,正解の押しつけではなく,むしろ問答過程で対話相手の信念間の不整合をつくのみです。では,このとき何故ソクラテスはあやまたず特定の結論を導くことができるのか,またいかにしてその結論の真理性が保証されるのか。このような疑問から出発し,ソクラテスの探究方法や,想起説の意義について主に考察しています。
西洋古代哲学, ソクラテスの探究方法, 対話, 想起, 知識論, 技術と倫理