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所属:保健福祉学部 保健福祉学科看護学コース 職位:教授 学位:博士(保健学)
研究室:県立広島大学三原キャンパス3515号室
E-mail:reokd@(@の後にを付けて送信ください)
研究内容:https://researchmap.jp/or.to
看護職者のキャリア発達に着目し、質の高い看護実践を提供する看護職を育成するための効果的な教育方法の開発を行っています。また、健康寿命の延伸にむけて、骨粗鬆症の予防行動に関する認識調査や骨折リエゾンサービスの介入効果に関する研究を行っています。
看護実践からの学びを促すリフレクションに関する研究、看護実践能力の育成に関する研究、看護学生の社会性の発達に関する研究、看護学生の自己調整学習に関する研究、骨粗鬆症の予防に関する研究、骨折リエゾンサービスに関する研究
看護におけるリフレクションは、看護師の成長や看護実践の質向上に有用であることが認知されています。看護師が自律的に自分の看護実践を吟味し、よりよい実践を創造するには、リフレクションの思考を練磨し習慣化していくことが必要です。看護継続教育における学習支援として、看護実践を主体的かつ継続的にリフレクションできる思考の枠組みとリフレクションを促進する支援システムの構築を目的とした研究を行っています。
看護基礎教育では、看護専門職として自ら学び成長していくための基礎的能力を育成する教育実践とその効果に関する研究に取り組んでいます。
骨粗鬆症の予防においては、加齢や閉経による骨量の減少を抑えるだけでなく、骨形成が発達する時期にできるだけ骨量を高めることが重要です。高齢者だけでなく若年者も含め、骨粗鬆症に関する知識の普及と骨粗鬆症予防の主体的な行動にむけて支援を行っていく必要があります。現在、女子大学生を対象に筋骨格機能評価を行い、食行動と食への認識および身体活動と運動習慣との関連について調査を行っています。
看護の役割は、「その人らしく充実した健康な生活」のあり方を対象と共に考え、対象にとっての最善のために支援することです。看護の対象となる人は十人十色で、画一的なやり方では対象の個別性に応じた対応はできません。そのため、対象との関係性の中で、専門的知識や技術を用いて独自のケアを創り出していく姿勢が必要になります。看護のやりがい、奥深さを共に探究してみませんか。
リフレクションを促進する有用なファシリテーションの方法を探り、看護実践の行動変容をもたらす効果的な教育方法を開発しています。継続教育において看護実践のリフレクションに取り組んでいる(取り組もうとしている)医療施設との共同研究を行いたいと考えています。
骨粗鬆症の予防と改善および骨折防止の取り組みは、医師および多職種のメディカルスタッフが相互に連携しながら実施する必要があります。骨粗鬆症リエゾンサービスの質向上のためには多職種連携は重要であり、専門職連携教育による効果に関する研究に取り組んでいきたいと考えています。
看護師免許
リフレクション、看護実践能力、社会人基礎力、自己調整学習、骨粗鬆症リエゾンサービス