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所属:生物資源科学部生命環境学科 職位:准教授 学位:博士(学術)
研究室:県立広島大学庄原キャンパス2405室
E-mail:kussan@(@の後にを付けて送信ください)
研究内容:https://researchmap.jp/chohkai3
高速度カメラを2台使い,3次元分析するのが主な研究手法です.ラケットスポーツを主対象として,動作やショット軌跡の特徴を明らかにします.その他にも,スポーツに関する調査研究なども今後おこなう計画です.
卓球のショット軌跡とインパクトとの関係,効果的なソフトテニスカットサーブの要因解明,ラケットスポーツにおける有効スペースの定量化,ラケットスポーツと健康との関係に関する調査研究,テニスオアーバーハンドサーブ動作の貢献度に関する方法論の再検討
近年野球の投球では,ピッチング速度だけでなく,ボール回転数や回転軸の研究が進み,特に変化球の特徴が明らかにされつつある.同様にテニスサーブにおいても,ボール回転数や回転軸などの研究が進んでいる.これに対し,ラケットスポーツでのストロークショットでのボール回転数や回転軸の研究はほとんどなく,特に我が国の中高生部活動加盟者数で常に上位を占めるソフトテニスについては,ボールの変形という要素を加味する必要があり,そのカットサーブやショットにおけるボール挙動については全く分析が行われていない.更に近年の研究では,ラケットスポーツ実践者の長寿や健康寿命に関する研究が海外でおこなわれ,他スポーツに比べて有効であることが示唆されている.これら研究にも今後着手する計画である.
中学校から私自身はじめたソフトテニス(旧軟式庭球)をはじめ,卓球,テニスなどを研究対象としています.
ビデオカメラ2台以上を使って同時に同じシーンを異なった方向から撮影すると,3次元分析というものが可能になります(ある位置座標の(x,y,z)座標を求めることができます.).この方法を使って,ラケットスポーツ時の動作やボール軌跡に関する分析を行います.
また,研究者仲間達とソフトテニスと健康の関係に関する研究をはじめました.ソフトテニスは中高体連の中では,登録者数が多いことがずっと続いてきましたが,大学生以降になると継続する人たちが急激に減少します.経験者の方達はどこにいってしまったのか,その理由はなぜなのか,続けている人?再開された人たちの健康などについては全く分かっていません.今後これらのことを明らかにしていく計画です.
現在は「日本ソフトテニス研究会」の運営委員として活動しています.
Adventure Based Counseling Workshop修了(Project Adventure Japan,於 山梨県日野春村)
「徳地アドベンチャー教育プログラム指導者講習会」修了(国立山口徳地青少年自然の家)
アドバンス体験学習講座修了(南山大学人間関係研究センター)
Adventure Programming Workshop修了(Project Adventure Japan,於 国立山口徳地青少年自然の家)
リスクマネージメント講習修了(Japan Outward Bound School,於 国立オリンピック記念青少年総合センター)
スポーツバイオメカニクス,ソフトテニス,卓球,ラケット,ショット軌跡