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所属:保健福祉学部 保健福祉学科看護学コース 職位:教授,看護学科長,看護学コース長
学位:博士(保健学)
研究室:県立広島大学三原キャンパス3509号室
E-mail:kuroda@(@の後にを付けて送信ください)
研究内容:https://researchmap.jp/read0195521
病院?在宅など様々な療養の場におけるがん看護,慢性看護に関して,患者?家族の体験している現象や現象の成り立ちを探究することで,がんや慢性疾患とうまく折り合いを付けながら生活することを支援する看護実践方法を開発しています。研究手法は,修正版グラウンデッド?セオリー?アプローチ(M-GTA)や内容分析など,質的研究を主として用いています。
地域で暮らすがん患者のエンド?オブ?ライフ充実に向けた外来-地域看護連携モデルの構築,集学的治療を受けるがんサバイバーの生活の再構築を促進する看護実践モデルの開発,外照射療法を選択する前立腺がん患者の意思決定を支援する看護プログラムの開発と評価,外来放射線治療を受ける患者への治療開始前看護介入プログラムの開発と評価,自分らしい人生の締めくくり方?生き方を実現するためのエンド?オブ?ライフにおける意思決定支援,看護基礎教育における臨床判断能力?多職種協働連携に必要な力を涵養する教育実践方法
地域包括ケアシステムの推進が求められ,自宅のみならず地域の多様な療養の場で最期まで生きることを支える体制が必要とされています。訪問看護を受けているがん患者は,末期と診断されていても,治療中止の見極めの難しさ等から治療を継続している場合があり,また,がん末期の症状コントロールも必要となるため,医療と切り離して生きることができません。地域で暮らすがん患者のエンド?オブ?ライフを充実させるうえでは,がん診療を受けている病院の外来看護師と訪問看護師との連携が重要となります。そのため,自宅や居宅系施設など,住み慣れた地域で暮らすがん患者がより充実したエンド?オブ?ライフを送り,その人らしく生き抜くことが可能となることを目指すための,外来看護師と訪問看護師の連携モデルを構築することを目的に研究を行っています。
人々の多くが治る見込みがなくても真実を知りたいと考えている現在,その人が自分らしい人生の締めくくり方?生き方ができるように支援する看護の役割の重要性を感じており,エンド?オブ?ライフにおける意思決定を支える看護方略を開発したいと考えています。
看護基礎教育において,学生の臨床判断能力や,多職種協働?連携に必要な力を涵養するための教育の実践的方法を開発していきたいと考えています。
在宅で生活するがんサバイバーのエンド?オブ?ライフケアの充実を図るべく,外来看護師と訪問看護師の連携を促進する看護実践モデルの開発に取り組んでいます。がん診療連携拠点病院の外来部門や,末期がん患者の訪問看護を行っている訪問看護ステーションとの共同研究を行いたいと考えています。
看護師免許,保健師免許
がん患者,放射線療法,集学的治療,外来看護,緩和ケア,エンド?オブ?ライフケア,慢性病患者,アクティブ?ラーニング,質的研究,修正版グラウンデッド?セオリー?アプローチ(M-GTA)