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所属: 保健福祉学部 保健福祉学科 作業療法学コース 職位:助教 学位:修士(保健福祉学)
研究室:県立広島大学三原キャンパス3407号室
E-mail:imamoto@(@の後にを付けて送信ください)
研究内容:https://researchmap.jp/y.imamoto
『自分らしく生きる』、『よりよく生きる』を支えたい
年齢も、性別も、病気の有無も関係なく、全ての人が大切な作業(身の回りのこと、仕事、家事、趣味など)に取り組みながら『自分らしく生きる』、『よりよく生きる』ことが出来る社会の実現を目指して、主にメンタルヘルスの領域で研究を行っています。
『その人にとって大切な作業が出来るようにサポートすることが、自己効力感やQOL(生活の質)に与える影響についての研究』をメインテーマとし、以下の研究に取り組んでいます。
✓精神科領域における作業を中心とした個別プログラムの効果検討
✓統合失調症?依存症に対する効果的な作業療法プログラムの研究
✓精神科領域で働く作業療法士がより力を発揮できる環境作りについての研究
✓作業とメンタルヘルスの関係性についての研究
✓作業をすることが社会に与える影響についての研究
年齢も、性別も、病気の有無も関係なく、全ての人が大切な作業に取り組みながら『自分らしく生きる』、『よりよく生きる』権利があります。
多様性の尊重が叫ばれる中、目の前にいる人の『自分らしさ』や『喜び』、『楽しみ』もまた多種多様であり、ひとりとして同じ人はいません。そのひとりひとりの大切なことを大切にすることが、その人の健康や生活の質にどのような影響を与えるのかを研究しています。
これまでは主に精神科領域で、その人の大切な作業を大切にする実践と研究を行ってきました。日本では今でも多くの方が精神科病院に入院し、大切な作業に取り組むことが難しい環境の中での生活を余儀なくされているからです。そこで入院する人にとって、自身の大切な作業に触れることは、行動変容の動機付けや、今後の生活への希望、生活の豊かさに繋がるものであると考え、その効果を研究しています。
大切な作業をすることと健康の関係や作業をすることが社会に与える影響を明らかにすることが出来れば、全ての人が自分の大切なことに取り組むことが出来る、大切なことに取り組もうとするを応援することが出来る、優しい社会の実現に寄与できるのではないかと考えています。
作業療法士はその人の大切な作業が出来るようになることを通して『自分らしく生きる』、『より良く生きる』ことをサポートする専門職です。
あなたの周りの人が、もしくはあなた自身が、病気や怪我、環境変化などの影響によって、大切な作業が出来なくなった経験はないでしょうか?
作業が出来ずに悲しくなったり、作業が出来ることで喜びを感じたりしたことが一度はあるのではないでしょうか?
作業は人の健康に大きな影響を与えると言われています。
あなたも県立広島大学で学び、『自分らしく生きる』、『より良く生きる』をサポートする作業療法士を一緒に目指しませんか?
精神科における作業中心の個別プログラムの実施を検討している方、精神科での作業療法実践に悩んでいる方、統合失調症?依存症治療において力を発揮したいと考えている作業療法士の方など、実践、研究を通して協力出来ればと考えております。
作業療法士,運動とプロセス技能評価(Assessment of Motor and Process Skills)認定評価者,社会交流技能評価(Evaluation of Social Interaction)認定評価者
作業療法, 作業療法介入プロセスモデル(OTIPM), Cognitive Orientation to daily Occupational Performance(CO-OP), カナダ作業遂行測定(COPM), 作業科学, 精神疾患, 統合失調症, 依存症, メンタルヘルス