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所属:保健福祉学部 保健福祉学科理学療法学コース 職位:教授 学位:博士(医学)
研究室:県立広島大学三原キャンパス2520号室
E-mail:iida@(@の後にを付けて送信ください)
研究内容:https://researchmap.jp/iida_t
地域が抱える課題への対応、そして活躍できる人材の育成を目標に、「課題を自ら解決する実践力を養う研究」力を身に付けるように指導します。具体的には、中高年女性を対象に生活習慣の骨密度の関係に関する縦断調査を20年間継続し、骨粗鬆症の発症には、小児期の身体活動,思春期から若年期の低体重、閉経前後では食生活が関係していることを明らかにしてきました。これらの問題点を捉え、「解決策を熟考することで実践力」を身に付けるように指導します。つまり、地方自治体の課題を協働で取り組むことによって健康寿命延伸を目指した先制的な健康(precision health)に役立てます。
健康寿命延伸を目指した健康創生-地域課題に即した課題解決-
主として、健康寿命延伸による認知症?生活習慣病予防、抑うつの早期発見、これらより健康を多角的サポートできる地域貢献を行っています。最近では、広島県の戦略作物であるレモンを用いた地域介入の疫学研究を行っており、生活習慣病予防に有用な具体的知見を得るための研究を継続しています。カルシウム配合レモン飲料の介入試験を行い、骨粗鬆症をはじめとする生活習慣病予防に効果があることを示しました。また、本飲料は、乳製品アレルギーを発症する危険が少ないため、これまで牛乳を摂取できなかった子どもや成人にもCa不足を補う補助食品として期待できます。これらより生活習慣病の改善指針の一つとしてレモンを用い、ライフステージに応じた身体的健康?健康寿命延伸のためのサポートを行っています。大学が保有している「コツコツ健康増進号」という愛称のワンボックスカーに、骨密度?動脈硬化?内臓脂肪?認知症などの測定機器を搭載し、地域住民のみならずスポーツ選手の測定を実施しています。
地域が抱える課題への対応、そして活躍できる人材の育成を目標に、課題を自ら解決する実践力を養う研究を行っています。
具体的には、中高年女性を対象に生活習慣の骨密度の関係に関する縦断調査を20年間継続し、骨粗鬆症の発症には、小児期の身体活動,思春期から若年期の低体重、閉経前後では食生活が関係していることを明らかにしてきました。これらの問題点を捉え、解決策を熟考することで実践力を養う。つまり、地方自治体の課題を協働で取り組むことによって健康寿命延伸を目指した先制的な健康(precisionhealth)に役立てます。
健康寿命延伸による認知症?生活習慣病予防、抑うつの早期発見、これらより健康を多角的サポートできる地域貢献を行っています。所有するコツコツ健康増進号に、骨密度?動脈硬化?内臓脂肪?認知症などの測定機器を搭載し、地域住民のみならずスポーツ選手の測定を実施しています。
*地方自治体との共同研究
?三原市
中年期の生活習慣や健康状態と骨密度を含めた高齢期のフレイル発現リスクとの関連調査
?大崎上島町
日常的なレモン摂取による成人の骨密度維持および生活習慣病予防に対する長期介入研究、レモン収穫作業姿勢負担軽減に関する介入研究
?尾道市
シルバーリハビリ体操事業への参加が高齢者の自助と互助に与える影響の検証
*企業等との共同研究
?ポッカサッポロ
レモン摂取による成長期?成人期の骨密度維持および生活習慣病予防に対する介入研究
?予防医学研究?推進センター
乳がん発症要因に関する症例対照研究
特開2017-193532:骨吸収抑制用組成物及び骨吸収抑制用食品組成物.登録
特開2018-153166:筋肉量増加用組成物、体脂肪低下用組成物、並びに筋肉量増加及び体脂肪低下用組成物.登録
特開2020-200245:口臭抑制用組成物.出願中
診療放射線技師、日本生理学会認定生理学エデュケーター
レモン、骨密度、ストレス、抑うつ、アミューズメント、生理機能、フレイル