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所属:地域創生学部 地域創生学科 健康科学コース 職位:准教授 学位:博士(人間環境学)
E-mail:h-kashima@(@の後にを付けて送信ください)
研究内容:https://researchmap.jp/h-kashima/
研究室Web:https://ja-jp.facebook.com/puh.exerc.physiol.sci/
食事のリズムは,消化管,膵臓,心臓などの時計遺伝子に作用し,生体リズムの形成に関わっています。健康に対する価値観が多様化している現代では,オーダーメイドな健康教育が求められています。その基礎となる研究を,人を対象に行っています。
生活リズムが動脈血管の機能性及び運動パフォーマンスに与える役割の解明,運動後栄養摂取のタイミングに関する研究-消化吸収?食欲の観点から-,味覚が摂食調節に与える影響-甘味受容体活性の変容効果に着目-,新たな血管内皮機能の測定評価法の確立,情動の変化?ストレスに対する循環応答
「どうしたら健康になれますか?」と,地域の方々からよく相談をいただきます。既存の科学的証拠や自身の研究成果に基づいて,栄養?運動?休養について指導をさせていただくわけですが,うまくいくときもあれば,そうでないときもあります。「これさえやっていれば大丈夫」という健康法はありません。健康づくりには,不健康な生活習慣(過食,欠食,早食い,運動不足,不眠,喫煙)を減らし,健康的な生活習慣(バランスの取れた食事を規則正しく,適度な運動,良質な睡眠)を一つでも多く日常生活に取り入れ,それらを継続することが大切なのですが,それは決して容易なことではありません。「これはできるけど,これはできない」といった状況は当然ありますし,できる?できないの組み合わせは千差万別です。一方,生活習慣の良?悪の相互作用が健康へどのような影響を与えるのかについては不明な点が多く,これからの研究分野であると捉えています。このような背景を踏まえて,私の研究グループでは,身近な生活習慣である栄養?運動?休養の相互作用が循環器系の機能に与える影響と,その背景にあるメカニズムの解明に取り組んでいます。現在は,食事の欠食,摂食時刻の違いが,動脈血管の機能性に与える影響を検討しています。動脈機能の評価には,医療現場で汎用されている超音波診断装置を用いています。
生活リズムが動脈血管機能性及び運動パフォーマンスに与える役割の解明
「どうしたら健康になれますか?」と,地域の方々からよく相談をいただきます。既存の科学的証拠や自身の研究成果に基づいて,栄養?運動?休養(睡眠?温浴)について指導をさせていただくわけですが,うまくいくときもあれば,そうでないときもあります。ライフスタイルや健康に対する価値観が多様化している現代において,「これさえやっていれば大丈夫」という健康法はありません。不健康な生活習慣(過食,欠食,早食い,運動不足,不眠,喫煙,等々)を減らし,健康的な生活習慣(バランスの取れた食事を規則正しく,適度な運動,良質な睡眠)を一つでも多く日常生活に取り入れ,継続することが大切なのですが,それは決して容易なことではありません。「これはできるけど,これはできない」といった状況は当然ありますし,できる?できないの組み合わせは千差万別です。一方,生活習慣の良?悪の相互作用が健康へどのような影響を与えるのかについては不明な点が多く,これからの研究分野であると捉えています。
このような背景を踏まえて,私の研究グループでは,身近な生活習慣である栄養?運動?休養の相互作用が動脈の硬化度?機能に与える影響と,その背景にあるメカニズムの解明に取り組んでいます。現在は,食事の欠食,摂食時刻の違いが,動脈機能に与える影響を検討しています。動脈機能の評価には,医療現場で汎用されている超音波診断装置を用いています。健康づくりの一助となる研究成果を国内外に発信し続けたいと考えています。
私の研究室では,消化吸収活動(消化管血流?消化管運動)ならびに身体各所の動脈機能(脳,内臓,上?下肢など)をリアルタイムかつ非侵襲的(痛みを伴わない)手法を用いて測定?評価することができます。これまでに,食品企業(例:J-オイルミルズ)との共同研究を実施しています(研究成果)。
栄養士,管理栄養士
運動,栄養,休養,タイミング,トレーニング,味覚,循環,自律神経,消化吸収,血管内皮機能,超音波診断装置