ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 研究者の方 > 研究者?研究紹介 > 研究者紹介 > 中村 文(なかむら あや)

本文

中村 文(なかむら あや)

研究者紹介

所属:保健福祉学部保健福祉学科コミュニケーション障害学コース 職位:講師 学位:博士(生命システム科学)

研究室:県立広島大学三原キャンパス

E-mail:a-nakamura@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/a-nakamura66

研究に関する自己PR

コミュニケーションや食べたり飲み込んだりすることの,慢性期(脳卒中であれば,発症後6か月以降)あるいは生活期(生活の場を家庭や施設に移し,生活のケアやリハビリを行う期間)における問題および,それらに対する言語聴覚士の関わりについての研究に携わっています。

研究テーマ

日常コミュニケーションに対する当事者の視点,日常コミュニケーションの評価,「できる」コミュニケーションと「している」コミュニケーションの乖離払拭

研究の特徴?内容

日常コミュニケーションに対する当事者の視点に着目した研究を進めることで,効果的なリハビリテーションの視点やツールの提供につなげたいと考えています。普段のコミュニケーションの改善は,病院のリハビリ室で課題やきれいな発音ができるようになることよりもずっと大変なことです。「伝えたい!」という気持ちが高まっているときに,伝え方や発声?発音の仕方,周りの環境にまで気を配るのは容易なことではありません。コミュニケーション障害(失語症や構音障害など)のある人だけでなく,日頃よく話す相手(会話相手)や言語聴覚士も一緒に取り組んでいきたい課題です。

受験を検討している方々へ

コミュニケーション障害(失語症や構音障害など)のある人やその周囲の人々の,日常コミュニケーションに対する視点に着目しています。

私たちは,話すことによって,メッセージを効率的に相手に伝えています。しかし,病気(脳卒中,神経難病など)や事故などによって,声帯,舌,口唇などの運動障害による話しづらさ(運動障害性構音障害)が生じてしまうことがあります。リハビリテーションにおいては,運動障害の改善(話しづらさの軽減)を図るとともに,話しづらさがありながらも,普段のコミュニケーションで伝えたいことを伝えられるようになることを目指します。

普段のコミュニケーションの改善は,病院のリハビリ室できれいな発音ができるようになることよりもずっと大変なことです。「伝えたい!」という気持ちが高まっているときに,発声や発音,周りの環境にまで気を配るのは容易なことではありません。話しづらさのある人だけでなく,日頃よく話す相手(会話相手)や言語聴覚士も一緒に取り組んでいきたい課題です。

日常コミュニケーションに対する当事者の視点に着目した研究を進めることで,効果的なリハビリテーションの視点やツールの提供につなげたいと考えています。

連携協力を検討している方々へ

リハビリテーションの実施によってリハビリ室で「できる」ことが増えても,普段の生活で「する(している)」ことがなかなかできない方もいらっしゃいます。「できる」コミュニケーションと「している」コミュニケーションの乖離を払拭することや,周囲の理解や協力によってコミュニケーション環境を整え,「している」を補完?充実させることが求められています。当事者の視点に着目した研究や,「している」コミュニケーションへの集団療法の効果の検討をおこなっています。

論文リスト

    著書

      専門資格

      言語聴覚士

      キーワード

      コミュニケーション障害,dysarthria(運動障害性構音障害),摂食嚥下障害,言語聴覚療法,言語聴覚士,生活期,コミュニケーションパートナー,コミュニケーション遂行度,明瞭度

      関連するSDGs項目

      3

      関連情報

      病気(脳卒中,神経難病など)や事故などによって,声帯,舌,口唇などの運動障害による話しづらさ(運動障害性構音障害)が生じてしまうことがあります。話しづらさのある人の多くが次のような思いを持っています。

      中村先生関連情報


      所属別一覧