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2024年1月20日にイノベーション?ハブ?ひろしま?Campsで開催された広島県主催の「DoboXデータチャレンジ2023」の最終審査において、情報分野の4年生が発表した「移動経路の水害リスクを考慮した避難時間ハザードマップ」が、アプリケーション部門(学生の部)で最優秀賞を受賞しました。
授賞式の様子
DoboXデータチャレンジ2023は、広島県がオープンデータとして公開するインフラマネジメント基盤(DoboX)のデータを活用して、地域課題の解決に有効なアプリケーションやアイデア等を募集したコンテストです。2023年12月末の一次審査を通過した作品に対して、最終審査でのプレゼンテーションをもとに審査が行われました。
発表の様子1 発表の様子2
受賞した作品は、学生が卒業研究として取り組んでいるGISに関するオープンデータを活用したネットワーク分析の応用事例の一部です。作品では、豪雨災害による浸水で避難がどの程度困難になるかを、水害リスクを考慮した避難時間を建物毎に算出し地図で可視化しました。審査員からは本作品をより良いものにするための助言や、自治体での活用法のアイデア等のコメントをいただきました。
コンテストを終えて、学生からは「本コンテストに参加することで、卒業研究をより発展させることができたので、参加して良かったと思います。卒業研究でオープンデータを利用しているのですが、卒業研究では扱っていない新しいオープンデータ(DoboXデータ)を利用し、地域課題解決に向けて新しいサービスを作成するというところがとても面白かったです。」との声がありました。
受賞した学生は現在4年生であり、2月に開催される卒業論文発表会に向けて論文執筆をがんばっているところです。また、来年度は「学士?修士5年一貫教育プログラム」を利用して大学院に進学し研究を継続する予定です。この後も継続した研究成果を得られることを期待しています。
DoboXデータチャレンジ
https://dobox-data-challenge.jp/
学士?修士5年一貫教育プログラム
/site/management-major/gonen.html