ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 情報学分野(地域産業コース) > 【情報学分野(地域産業コース)】電気?情報関連学会で発表した学生が表彰されることになりました

本文

【情報学分野(地域産業コース)】電気?情報関連学会で発表した学生が表彰されることになりました

 10月22日(土)にオンラインで開催された2022年度(第73回)電気?情報関連学会中国支部連合大会において,コンピュータネットワークを研究する情報学分野の研究室に所属する複数の学生が研究発表を行いましたが,この度,以下の発表が主催学会である情報処理学会から表彰を受けることになりました。


■発表タイトル
 近接エリアのCRから積極的にコンテンツを取得するNDNのVicinityキャッシュ探索アルゴリズムの提案
■論文著者:金澤朱里 (発表者), 重安哲也
■表彰を受ける賞:情報処理学会中国支部奨励賞
■学会Webページ:https://rentai-chugoku.org/index.html


 金澤さんは,スマートフォンやタブレットなどのコンテンツ閲覧端末の普及によって,これまでのデータ生成,遠隔制御といった従来のインターネットの利用方法が,動画やマルチメディアコンテンツなどのコンテンツ配信サービスの利用に変化したことを踏まえ,現在世界的研究が進められている情報指向ネットワークアーキテクチャに関する研究に取り組んでいます。
 特に,今回の発表では,複数のユーザが全く同一のコンテンツを利用するシーンが多いことから,コンテンツの内容をネットワーク中に一時的に複数箇所で保管することで,サーバ以外のところからも人気コンテンツを取得することでサーバ負荷を軽減する機能の強化方法についてアルゴリズムを提案し,シミュレーション評価によって有効性を明らかにした結果を報告しています。
 金澤さんは,学部で大学を卒業し,4月からは最新のDXに取り組むICT企業で活躍するため,現在,卒業論文の執筆に全力を尽くしています。卒業論文での優れた研究成果の結実に大きな期待がかかります。

提案方式