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【人間福祉学コース2024】教員インタビュー 米倉裕希子

印刷用ページを表示する 2024年10月31日更新

教員インタビューPart1  米倉裕希子 先生

主な担当科目   :障害者福祉 ソーシャルワーク演習(専門)Ⅳ

研究キーワード:障害者福祉  ペアレント?トレーニング

趣 味      :花を見にでかけること かき氷

図1米倉  yonesakura

Q1  専門分野を目指すようになったきっかけを教えてください。

  高校生の時に阪神大震災があり、何かしたいという気持ちを強く持ちました。大学に入学後、障害のある方の地域生活を支えるボランティアに関わるようになりました。障害のある方と一緒に街へ出ると、いろいろなことに気が付きます。入店を断られるなど嫌な経験をすることもありましたが、車椅子の方と一緒に道行く人に声をかけ階段を乗り越えることができたりと嬉しい経験もたくさんありました。社会は変わる、変えることができることを実感し、障害者福祉の研究をしたいと思うようになりました

Q2  ゼミでの活動、過去の卒業論文のテーマなどを紹介してください。

 現在、ゼミ生が取り組んでいる卒業論文のテーマは、子どもの権利やヤングケアラーの問題、また子育て支援や障害者の地域生活についてなど幅広いです。研究方法も、アンケートやインタビュー、文献検討などを行います。今の時代、関心のあるキーワードを入れるとすぐに情報が手に入ります。卒論では、情報の読み解き方、自ら関心のあるテーマをみつけ、疑問を持ちそれを検証するプロセスを大切にしたいと思っています。

Q3 担当科目の「障害者福祉」を紹介してください。

  障害者福祉の授業では、前半、「障害」とは何かについて考え、障害者福祉制度や障害福祉サービスについて勉強します。また、例えば、偏食のこだわりのある障害のある子どもに対する支援や施設入所していた障害者が施設を出て暮らしたいといった事例についてグループワークを通してディスカッションします。障害福祉サービスなどの大学で学ぶ専門知識はもちろんですが、みなさんの生活力も問われます。日々の生活に目を向け、自身の生活を成り立たせているものを考えてください。

Q4 広島や三原市のいいところを教えてください。 

 広島には、たくさん美味しい果物があります。瀬戸内海の島には、レモンやはっさくなどのさまざまな柑橘が育ちます。また、世羅や三次では、梨やピオーネ、林檎なども美味しいです。そして、三原や尾道の無花果を今か今かととても楽しみにしています。ぜひ、道の駅などで、季節の果物の大福やジャムを探してみてください。