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様々な社会福祉の講義や演習、実習を通して、自分の関心領域や将来の仕事を見つけます。その集大成となるのが「卒業研究」です。卒業研究はゼミナールともいわれ、関心のある領域の教員を選択し、その教員の研究室に属して取り組みます。自ら立てた学びの問いに没頭する経験をしてみませんか。
今回は、松宮透高先生のゼミに所属する4年生の藤原綾花さんが、卒業研究を少人数のゼミで行う良さ、ゼミをどのように選択したか、卒業研究ゼミでの経験を紹介してくれます。
※コースパンフレットでは伝えきれない内容を掲載しています!
4年生 藤原 綾花さん
少人数なので、疑問に思ったことや興味、関心のあることについて、ゼミ生と意見交流をする機会が多い点が良かったと感じます。発言できる機会が多いので、自分の考えを人に伝え、それに対して丁寧なフィードバックをもらうという貴重な経験ができています。また、先生との距離が近く、気軽に話せる雰囲気で、アドバイスがもらいやすい点も良かったと感じます。
私は、ある程度、関心のあるテーマが定まっていたので、関心のあるテーマに関して研究実績のある先生や、先輩の話をきいて気になったゼミに数か所、行ってみて決めました。複数のゼミを体験することで、研究の進め方や、雰囲気などが自分に合っているか確認できて良かったです。
卒業研究のゼミでは、自ら調査を行うことで、文献調査だけでは知ることのできない現場の実際を知ることができます。個々で研究テーマは異なりますが、どのように調査をしていくかなどは先生やゼミ生にアドバイスをもらい、協力して研究を進めています。卒業研究を通して、気になっていたことや疑問を解決するという貴重な経験ができています。
ゼミナールは、多様な学生がそれぞれの関心に沿った研究を展開しながら、よく語り、よく笑い応援し合う場です。各自が研究の「当事者」として、支援者、子育てに悩む親、ヤングケアラーなど「当事者」との接点をとても大切にしています。今年度は、各自のテーマに沿ったスタディツアーに取り組んでおり、児童相談所、児童館、ヤングケアラー当事者、スクールソーシャルワーカー、精神保健福祉士、ACTなどへのインタビューを行います。(担当教員:松宮透高)
人間福祉学コースでは、6月29日(土曜)午後に、オープンキャンパスを開催します!
現在、参加申込期間中です。6月24日(月曜)17時までに、是非、お申し込みください!