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学修支援アドバイザーは、在学生を対象にした学修支援のしくみであり、研修を受けた在学生が後輩の学修支援を行っています。
学修支援アドバイザーの山口真奈美さんに,1年生で履修する「社会福祉の原理と政策Ⅱ」の授業について紹介してもらいました。
科目名:社会福祉の原理と政策Ⅱ
担当教員:手島洋
履修時期:1年生 Q3,Q4
科目の位置づけ:地域生活支援の基盤となる科目
社会福祉の制度や政策の具体的な内容を学ぶ授業です。高齢?児童?障害など全領域を網羅し、福祉サービスの実態やその展開に必要不可欠な財源、人材についての知識も深めます。授業内では、決められたテーマについてのグループ発表があります。5人グループで自分達が担当する回までに協力して資料を作成します。また、発表内で提示された課題に対して、周囲の人とディスカッションし、意見交流を行います。
授業の中で取り上げられる内容は、グループ発表の内容と関連付けられています。私たちのグループが担当したのは「高齢者と障害者の権利侵害の実際」です。人権に着目し、内閣府等の公的なデータを用いながら、権利侵害を是正するための法律を紹介しました。また、偏見による差別意識を減少させるために私たちが行うべきことについて話し合いました。
社会福祉の分野における制度の在り方や、どのような人材を必要としているかなど今日的な課題を社会福祉の視点で考察する授業です。自分の考えをもち、発信するという作業が授業の中では重要になってきます。
間違っているといわれることはないので、考えるという癖をつけることが大切です!頑張ってください!
社会福祉の課題を我が事として自分自身で考え、クラスで意見交換する授業です。1年生から能動的な学ぶ姿勢を持ってもらえれば、これからの専門的な学びも深まることと思います。(担当教員:手島洋)