三原高校の堅志学の研究成果発表会が2月15日に開催されました。堅志学は,大きく4つの地域貢献プロジェクトにわかれており,本学三原キャンパスは医療福祉分野のプロジェクトであるすこやかプロジェクトと一年間協働しておりました。
今回の報告会は三原高校の体育館で行われ,三原高校の1,2年生に教職員,そして三原市の岡田市長はじめ多くの来賓者が参加した大きなイベントとなりました。全部で33ある発表ブースのうち,すこやかプロジェクトのブースは8ブース。介護施設が抱える課題から,障害者の方の公共交通機関の利用における問題点,認知症予防のための料理メニュー開発,本川堀町地区の地域の方々と取り組んだ健康イベントについてなど医療福祉における様々な角度からの課題解決案の発表が並びました。発表時間は各ブース5分間という制限の中で,高校生を含む参加者はブースを回りながら,熱心に発表を聞いていました。
報告会の最後には,本学の飯田忠行教授,高木雅之准教授が岡田市長と並んで登壇し,講評を行いました。飯田教授の「プロジェクトに参加して楽しかった人はいますか?」という問いかけに多くの高校生が手を挙げており,今回の報告会の成果を垣間見ました。
本学は地域に開かれた大学として,今後もより地域の活性化に積極的に貢献していきます。来年度の活動にもご期待ください。