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特別講義「大規模災害時の医療に必要なもの ~東日本大震災を経験して~ 」を開催しました

印刷用ページを表示する 2016年11月21日更新

 平成28年11月11日(金曜日)に三原キャンパスにおいて,自衛隊中央病院副院長の森崎善久先生をお招きして,「大規模災害時の医療に必要なもの ~東日本大震災を経験して~ 」と題する特別講義を行っていただき,学生約150名が聴講しました。

講師の写真です 講義室の様子です

 東日本大震災発生時,森崎先生は自衛隊仙台病院長として,医療支援活動等について陣頭指揮をとられておられ,その模様については,DVDで上映していただきました。 

DVD上映の様子です DVDの映像2枚目です

 講義では,東日本大震災の経験と教訓に基づいて,大規模災害時の医療に関し,「上手くいったこと」?「上手くいかなかったこと」について,分かりやすく説明していただきました。

講義の様子です 講義の様子2枚目です

 また,今後の課題としては,防災関連組織?団体の間で連携して計画作りを行い,協同訓練を実施することで顔の見える関係を構築するとともに,各組織?団体が指揮能力や専門能力等について,レベルアップしていくことであると述べられました。

 講義終了後は,学生から,「医療器材不足への対応」や「指揮命令系統の構築の仕方」「自衛隊病院における理学療法士の役割」などについて数多く質問があるなど,有意義な特別講義となりました。

質問の様子です  講師の方が質問に答えています