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平成28年12月7日(水曜日),平成28年度本学保健福祉学部附属診療センター第2回医療安全研修会を開催し,教職員約50人が参加しました。
人間福祉学科金子努教授が,「障害者差別解消法施行と医療機関に求められる取組み-同法制定の経緯を踏まえて-」というテーマで「障害者差別解消法制定に至る経緯」,「法律の概要」,「現状と今後の課題」について講演しました。講演の最後には,参加者から積極的に質問が出されました。
研修会の感想として,「法律の改正や施行など,変動の激しい分野について整理して理解することができた。差別を解消するには,意識改革が重要だが,その基盤として法整備が重要だと感じた。」,「障害者差別解消法について詳しく知ることができた。医療に関わるうえで,どのような配慮が必要か,本人への確認も行いながら考えていく必要があると思った。」などとあり,参加した教員にとって,満足度の高い研修会となりました。
医療安全研修会は,本学保健福祉学部,附属診療センターの教職員及び学生が,最新の医療安全の知識を学ぶことにより,学生教育や自身の医療の安全確保の向上を図ることを目的に1年に2度開催しています。