社会福祉援助技術演習(2年生)の授業の紹介
社会福祉援助技術演習は、2年生の前後期、3年生の前後期、4年生の前期に配当されている科目です。この授業では、ソーシャルワーカーに必要なスキルを身に着ける演習授業になります。
この2年生の授業では、コミュニケーション技法を身に着けるために、「対人距離を考える」というテーマで行いました。対人空間における非言語コミュニケーション(言葉以外のコミュニケーション)を実感します。つまり、物理的な空間が心理的にどのような影響を与えるかを感じ取ります。
実際に、面接場面を想定して、2人一組になって、「座る位置」によって、互いにどの様に感じるかを学びます。
皆さん、座っている人の後ろに立って声をかけたり、背を向けて話をするなどしたら、どう感じますか。学生らはソーシャルワーカーになるために、患者さんや利用者の方々にどのような姿勢や態度で声をかけるか、話をお聞きするかを学んでいきます。
社会福祉援助技術演習の授業では、クラスを半分に分けて、換気や席の配置に十分に配慮して授業を進めています。
座っている人の背後から声をかける
実践して感じたことをワークシートに書き込んでいきます