「がん患者に学び看護の道 竹原のサロンで交流 論文に -県立広島大学卒の栗栖さん、後藤さん」というテーマで、中国新聞に掲載されました(2017年(平成29年)4月6日(木)中国新聞朝刊 呉?東広島)。
平成28度卒業生の栗栖さん、後藤さんは4年次に、地域のがんサロン「つむぎの路」をフィールドに、卒業研究に取り組みました。広島?ホスピスケアをすすめる会竹原支部の開設当初から会の運営にかかわる方へのグループ?インタビューやサロンの参加者の方への個人インタビューを行いました。地域包括ケアシステムづくりには、専門職と対等に当事者であるボランティアグループを位置づけることが重要であることや、ある参加者は、がんを抱えた新たな母親役割を獲得できたことなどを明らかにしました。
これらの成果は学内だけでなくつむぎの路でも発表会を開き、協力して下さった方からも、鋭いご指摘や温かい感想等、貴重な意見交換ができました。
学生を温かく迎え、ご自身の体験を語ってくださったつむぎの路の皆様には、心より感謝するとともに、今後も“温かい学びの関係”を築いていけたらと思います
地域のサロン「つむぎの路」で卒業研究の発表をしている風景
栗栖さん(前列右)後藤さん(前列右から2人目)、つむぎの路の皆さんと