10月11日(水曜日)からチーム医療福祉演習が始まりました
チーム医療福祉演習は,4年次生後期開講科目で保健福祉学部5学科すべての学生が履修します。
これまでに学んできた専門知識や技術に加えて実習での経験に基づき,学科の枠を超えて小グループ(チーム)を編成し,事例検討を中心に演習を行っていきます。
10月11日(水曜日)に1回目の演習が行われました。
まずは,オリエンテーションとして,これから小グループで検討する3つの事例が紹介されました。
1日目の午後は各学科の実習室を使用し,小グループ毎に各専門職の評価やアプローチ方法等について,デモンストレーションを交えて紹介しました。
理学療法学科の学生はグループで検討する事例の内容について,評価内容の説明や理学療法士としての着眼点等について説明しました。
事例ごとの歩行の特徴や,これからリハビリテーションを行っていく上でのアプローチ方法等もデモンストレーションを行いながら,他学科の学生にも分かりやすく説明を行っていました。
各学科のデモンストレーションの後,小グループで事例検討を進めました。
この演習では,小グループ毎に1名の教員が配置されて演習内容のファシリテーションを行いますが,学生達は臨床実習を経てこの演習に臨んでいますので,教員の指示が無くても学生自身が主体的に考えて行動しています。
このような演習を通じて,各専門職がどのように連携しチーム医療を支えるべきか,専門職としての役割は何かを考えるとともに対象者のために必要な保健医療のあり方を学修していきます。