日時:平成27年10月21日(水)13:00~14:00
場所:三原キャンパス2210会議室
【テーマ】
シミュレーション教育の実例1 老年看護方法論
【話題提供者】
看護学科 准教授 山中道代
看護学科より9名の参加がありました。
「老年看護方法論」は3年次前期の科目です。
その中でシミュレーション教育を実践している例が紹介されました。
シミュレーション教育は,学修者のレディネス(準備状況)に応じて行う能動的学修方法(アクティブ?ラーニング)の一つで、臨床の状況や患者の状態を模擬的に再現した環境で体験的に学びます。
この授業では、【高齢者の状態を観察した上での車いすへの移乗】,【担当した高齢者の観察と対応】の2つの状況について、高齢者の特徴を踏まえたコミュニケーションの取り方や高齢者の「持てる力」の使い方,高齢者に異変が生じたときどのように行動するかなどについて,シミュレーション教育を取り入れて演習しています。それまでの授業で学んだ知識?技術を統合し,高齢者に対する看護実践能力が向上することを目指しています。