去る1月20日の月曜日に、国際文化学科の「英語IVd」の授業で、プロの劇団員3名による演劇ワークショップが開催されました。この授業ではカナダ文学の重要作品とされるAnne of Green Gables(『赤毛のアン』)の原文を精読することから始めて、大ヒットした映画版の映像の一部を、英語劇として再現する取り組みを行っています。しかし受講生は演劇経験のない学生がほとんどですので、発声法や表現法など、演劇の基礎を学ぼうということで、今回プロの役者さんをお迎えして指導を仰ぎました。
指導してくださったのは、広島を拠点とする演劇チーム「演劇引力廣島」の第17回プロデュース公演「泥を泳ぐ」(作?演出:象千誠、主催:公益財団法人広島市文化財団アステールプラザ)に出演する女優さんで、田原靖子さん(カムカムミニキーナ所属)、藤井優香さん(広島修道大学演劇部劇団チクタク所属)、宮地綾さん(県立広島大学卒業生)の3人です。
ワークショップでは、アイスブレーキング、演技で意味を伝言するジェスチャーゲーム、発声練習などを行ったあとで、実際に演じる場面についての演出指導、感情を表現するための意識改革などの活動を行い、舞台で演じるための様々な技術を学ぶことができました。
演劇引力廣島の役者さんたちとの記念写真
前列左から 田原靖子さん、宮地綾さん、藤井優香さん
※人間文化学部国際文化学科は、2020年度より地域創生学部地域創生学科地域文化コースに再編されますが、このような取り組みは次年度以降も継続して実施する予定です。