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東京工業大学大学院社会理工学研究科の林直亨教授と本学人間文化学部健康科学科の鍛島秀明助教らの研究グループは,味の好き嫌いに応じて顔の皮膚血流が反応することを明らかにしました。
おいしいと感じられた刺激を与えた際にはまぶたの血流が増加し,主観的なおいしさとまぶたの血流の相対的増加量との間には相関関係が認められました。また,おいしくないと感じられた刺激では鼻や額の血流が低下しました。
この成果は言語を介しない味の評価法や味の官能評価の新たな手法として応用できるとみられています。
研究内容は平成26年1月5日に「Chemical Senses(ケミカル?センス)誌」に掲載されました。
県立広島大学 人間文化学部 健康科学科 助教
助教 鍛島 秀明(かしま ひであき)
TEL:082-251-5178(代)