食育基本法が成立した6月は,食育推進運動を重点的かつ効果的に実施し,食育を浸透するための「食育月間」と定められています。
本年度の食育月間は,「食を通じたコミュニケーションの促進」,「子供の生活リズムの向上」,「健康寿命の延伸につながる健全な食生活の実践の促進」,「食の循環や環境への意識の醸成」,「伝統的な食文化に関する関心と理解の増進」,「食品の安全性に関する情報提供と食品情報に関する制度の普及?定着」,「都道府県?市町村が作成する食育推進計画の普及」が重点事項となっています。
健康科学科においても,「食育月間」の趣旨の普及や食育に関する理解と関心を高めるための取組として,他学科の学生100名に食事を提供し,食教育を行いました。
食後のアンケートでは,「これから食事に野菜を取り入れようと思いましたか」という質問には,84%の方が「取り入れようと思った」と答えました。また,食事中のお話やおたよりが「参考になった。」という意見は87%でした。
「バランスの考えられた給食を食べさせてもらい,自分の普段の食事を見直すことができた」,「揚げ物でも副菜と組み合わせることで食べてもよいとわかって嬉しかった。感動!!」など,嬉しい感想もたくさんいただきました。
食事について考えるきっかけとなれば幸いです。