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食育基本法が成立した6月は,食育推進運動を重点的かつ効果的に実施し,食育を浸透するための「食育月間」と定められています。
本年度の食育月間は,「食を通じたコミュニケーション」,「望ましい生活リズム」,「健康寿命の延伸につながる健全な食生活」,「食の循環や環境への意識」,「伝統的な食文化に関する関心と理解」,「食の安全」について,普及啓発を図ることとされています。
健康科学科においても,「食育月間」の趣旨の普及や食育に関する理解と関心を高めるための取組として,他学科の学生100名に食事を提供し,食教育を行いました。
食後のアンケートでは,「今後の食事の参考になりましたか」という質問に,87%の方が「参考になった」と答えました。「これから食事に野菜を取り入れようと思いましたか」という質問には,83%の方が「取り入れようと思った」と答えました。
「久しぶりに給食を食べて懐かしく思うと同時に,バランスの考えられたものを食べさせてもらい,少し食事について見直そうと思った」,「野菜があまり好きではないので,野菜の量が多くて驚いたが,思ったよりペロリと食べられた。バランスの取れた食事は大事なので,ぜひまたやってほしい」など,嬉しい感想もたくさんいただきました。
食事について考えるきっかけとなれば幸いです。