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【国際文化学科】1年次前期必修授業「国際文化学概説」実施報告

印刷用ページを表示する 2018年9月17日更新
国際文化学科では、様々な専門分野を持つ教員が、それぞれの教育?研究内容についてオムニバス形式で話す「国際文化学概説」という授業が開講されています。この記事では、第8回?第14回「教員ディスカッション」と第15回(最終回)「学生ディスカッションと発表会」の内容について紹介します。

【第8回?第14回 教員ディスカッション 2018年6月5日(火)、7月17日(火)】

 第8回と第14回の授業では、授業を担当する教員同士がお互いの授業内容や専門分野について質疑応答する「教員ディスカッション」を行いました。

 第8回にはアメリカ文化?アメリカ文学、イギリス文化?イギリス文学、日本近世文学、日本中世文学、中国古典文学、海域アジア史を専門とする教員が、第14回では考古学、日本語学、教育心理学、ドイツ哲学、比較教育学を専門とする教員が登壇しました。時間と空間をとびこえ、また、研究の方法や目標、研究テーマの見つけ方にいたるまで、めまぐるしく話題が変わるディスカッションの内容を、学生たちも理解しようと必死で頑張りました。

 授業後、学生からは「議論についていくのは難しかったけど、いろいろな研究分野がつながっていくのが分かって楽しかった」といった声が聞かれました。教員がお互いに投げかける「問い」が、学生の皆さんの参考になればいいなと思います。
教員ディスカッションの様子


【第15回 学生ディスカッションと発表会 2018年7月24日(火)】

 第15回目の授業では、「この科目で何を学んだか?」というテーマでグループ討議を行い、最後にミニ発表会を行いました。

 「国際文化とは?」「多文化共生に必要なものとは?」「なぜ異文化理解を学ぶ必要があるのか?」などなど、学生のあいだでもいろいろな議論がありました。グループごとにそれぞれの考えがあり、発表会では学生のみなさんが他グループの発表を興味深く聞いていたのが印象的でした。

 これから4年間、国際文化学科で何を学ぶのか、考えるためのヒントになればいいなと思っています。
学生ディスカッションの様子
班で話し合った内容を全体で報告する学生