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食育基本法が成立した6月は,食育推進運動を重点的かつ効果的に実施し,食育の浸透をより一層図るための「食育月間」と定められています。期間中は,全国各地で食育をテーマとした多くの取組やイベントが実施されます。
本年度の食育月間は「食を通じたコミュニケーションの促進と子供の生活リズムの向上」「健康寿命の延伸につながる健全な食生活の実践の促進」「食の循環や環境への意識の醸成」「伝統的な食文化に関する関心と理解の増進」「食品の安全性に関する情報提供と食品情報に関する制度の普及?定着」「都道府県?市町村が作成する食育推進計画の普及」が重点事項となっています。
健康科学科においても「食育月間」の趣旨の普及や食育に関する理解と関心を高めるための取り組みとして,他学科の学生80人に食事を提供し,食教育を行いました。
「野菜をおいしく食べよう」のテーマのもと,3種類の食事を提供しました。食後のアンケートでは,91%の人が「野菜がおいしかった」と回答し,100%の人が「野菜を食べるメリットがわかった」と回答しました。また,「彩りが綺麗でした」,「野菜がおいしかったです」,「食堂で毎日食べたいです」といった,嬉しい感想もたくさんいただきました。
今回の取り組みが,自分の食事について考えるきっかけになれば幸いです。