本文
毎年恒例の夏季集中講義「商品?ブランド開発論」が開講されました(8月31日~9月5日)。この講義では,それまでに学んだマーケティング理論の知識を活かしながら,実際の企業で販売されている商品の販売促進策やブランディングの方法を提案します。ここでは,その一幕をご紹介します。
チームごとに分かれ,講義の進め方について説明を聞いているところです。
広島県内で食品の生産?販売をされている企業の経営者の方々にお越しいただき,自社商品のプレゼンテーションをしていただきました。受講生は,その商品を試食しながら経営者の方々に質問してさらなる情報収集を行いました。この後は,学生どうしでディスカッションを行いながら,販売促進の企画案を練ることになります(写真は,有限会社大浦鮮魚店の大浦充弘先生と,先生の話を聞く受講生です)。
最終日には,自身も食品の生産?販売を手掛ける岸保宏先生(株式会社マスタードシード22代表取締役)から,全体講評を兼ねて,地場商品のマーケティングの現状と課題に関しての講演をいただきました。
講演の後は発表会です。チームごとに販売促進の企画案を発表しました。経営者の方々にもZOOMで参加していただきました。
マーケティングの理論を学ぶだけの場や書籍ならば色々とありますが,それを実際のビジネスに当てはめて学ぶ場はそうそうあるものではありません。経営学分野の「商品?ブランド開発論」では,担当の粟島浩二教授のコーディネートのもと,理論知識の活かし方を実践的に学ぶ場を提供しています。
(文責:足立)