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地域産業コース経営学分野の地域課題解決研究では、外部連携演習の1つとして、もみじ経発塾に参加しています。もみじ経発塾は、大学生がもみじ銀行の取引先の中小企業を訪問して魅力をプレゼンすることを通して、広島の地元企業の課題や考え方を知り今後の学生生活に活かすことを目的としていて、今年が6回目の開催となります。
今回は全3日間のイベントですが、その第1日目が2月8日にもみじ銀行本店10階ホールで開催され、地域産業コース経営分野3年生等の9名が参加しました。午前中はオリエンテーションの後、セミナー「企業分析能力向上講座」があり、企業分析の方法について実例を交えて学びました。
午後は参加企業3社の紹介と、セミナー「資料作成講座」がありました。その後、学生は3人ずつ3グループに分かれ、実際に参加企業の方と意見交換をしました。90分ほどの時間が用意されていましたが、その時間では足りないほど話がはずんでいました。
第2日目で実際に企業訪問をして、第3日目でその成果を学生がプレゼンテーションする予定です。
オリエンテーション
「企業分析能力向上講座」の演習中
参加企業の方との意見交換会
参加学生からは、以下のような感想がよせられました。
?企業の方と作り上げるような活動をしたことがないのでとても緊張しましたが、ホームページからは分からない取組みや良さを知ることができました。企業訪問でも違った視点から良さを発見し、発表の際に分かりやすく伝えたいです。企業の方も非常に優しく接してくださって話しやすく、とても有意義な時間でした。
?意見交換会では、中小企業の現状や問題点を教えていただき、問題解決をするために何が出来るのかを考える機会をいただきました。何を売りにしていて誰をターゲットにしているのか、全体を把握することが出来たので、企業訪問では積極的な交流を通してさらなる理解を深めたいです。
?企業分析能力向上講座では、例が非常に分かりやすくてしっかり理解できたので、他企業についても分析したいと思いました。今まで判断基準がなく良くわからなかったので、とても大きな財産となりました。資料作成講座でも、今後に活かせる技を多く知ることが出来て大変ためになりました。知名度は高くない企業でも、実際に行った業務や提供したものには聞き覚えがあることが多く、社会の存続に非常に大きな役割を果たしていることを実感しました。