本文
地域産業コース経営学分野3年の「地域課題解決研究」で、10/28(金)に講演会を実施しました。
明治大学政治経済学部の中島満大先生に、「何のための地域調査なのか?を考える」というテーマで1コマ講義をしていただきました。中島先生が実際に研究されているフィールドワークの紹介から、「地域調査」についての考え方まで、多岐にわたって説明をしていただきました。学生たちは前週、瀬戸田研修を実施しましたが、「調査」の意義を、改めて考えるきっかけになったと思います。
参加学生からは、
?今までは課題に対する解決策を考え、提案することを重視していましたが、単に解決策を考えるのではなく、なぜその課題があるのか、課題解決するのが難しいのはなぜかといった課題発見までのプロセスが重要だと考え直すことが出来ました。
?地域調査を持続的にするためには、自分たちの主題や価値観を押しつけず、興味のある地域で出来るだけ長く付き合っていく必要性がるとわかった。
?本来の目的とは違ったことから新しい発見や探していたものが見つかるのは、フィールドワークの楽しみの1つでもあると思った
?自分たちは1期生ということで、蓄積や比較などの土台となるので、自分だけの調査ではないという思いを持って臨みたい
などの感想が出されました。