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去る5月14日、生命科学コースと生命環境学科(経過選択)のオリエンテーションゼミナール(オリゼミ)が開催されました。
大型連休も終わり、大学生活に慣れてくる反面、入学当初の新鮮さが薄れて講義に欠席する人もわずかながら出始める難しい時期です。ここでもう一度盛り上げていけば、夏休みまでの第2クォーターも乗り切ることができるはずです。
生命科学コースでは、教員と学生が一緒に楽しむことが最も重要と考え、伝統的に近くの備北丘陵公園でバーベキューを行います。この公園は、週末ともなれば広島市や近県から家族連れでいっぱいになるほどの人気スポットでありながら、平日は貸し切りと勘違いするくらい空いており、都会では想像できないほど贅沢な遊び場になります。
当日は、生命科学コースらしく、現地集合現地解散。間違えて別の入口から入場してしまう学生もいますが、「まあしょうがないのう」で笑って済まされてしまうのも生命のいいところ。
徒歩で大広場まで移動。備北丘陵公園の広大さをなめていた学生はすでにこの時点で「話が違う」と騒ぎ始めます。何しろ天気が良すぎて朝から暑い。
到着すれば早速遊具で遊びます。最初は「自分たちはもう子供じゃない」と遊具を遠目に眺めていた学生たちもすぐに童心にかえって遊び始めます。と思ったら、この写真に写っているのはサポート役の上級生です。自分たちが遊んでる場合じゃないよ。
火起こしも万全。すぐにバーベキューの良い匂いが立ち上ります。いや、本当にうまそうですね。
そこかしこで即席の女子会、漢會、教員会議が始まります。
とはいえ、食うばかりでは能がありません。学びも真剣です。生命科学らしく、クイズ大会が行われました。年代別のテーマで出題が行われ、正答者は次の年代を選択できるというシステムです。学生も教員も自分たちの年代に引き込もうと真剣です(一体何のクイズだ?)
おなかもいっぱいになり、学生たちは再び公園に散っていきます。満開のネモフィラ丘の東屋でいい雰囲気の学生たちもちらほら...
雲ひとつないさわやかな晴天の下、無事今年もオリゼミを行うことができました。これでこそ生命科学コース。新たな友人関係もできたことでしょう。都会のキャンパスでは味わえないような楽しみ方ができるのが庄原キャンパスの良いところです。