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生命環境学科1年生を対象とした生物学実験が通年で開講されています。この科目は、生命科学コース?環境科学コース共通の実験で、100名の学生が受講する必修科目でいくつかのクラスに分かれて実施しています。
5 回目は「微生物の形と運動の観察」です。
この実習の第一の目的は,生命科学研究で非常に良く利用する顕微鏡の扱いになれることです。あわせて,多様な微生物の形と動きを観察し,楽しむことが第二の目的です。学生実習で用いる顕微鏡は、明視野顕微鏡と呼ばれるものです。生きた細胞の多くは透明でなかなかはっきりとしたコントラストが出ない(つまり,見にくい)場合が多くあります。ここでは,一工夫することで,サンプルのコントラストを上げて観察しました。多くの学生がその違いに驚きの声を上げていました。 サンプルは,実習室の目の前にある ”はげら池” から調達します。 今年はなぜか例年になく,多様な微生物の観察ができました。
*ガイドラインにしたがい、密を避け感染対策を取りながら実施しました。
実験の様子