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【生命環境学科】 化学実験レポート‐5 「塩(NaCl)の結晶」

印刷用ページを表示する 2022年5月19日更新

化学実験レポート‐5 「塩(NaCl)の結晶」

 本日の化学実験AクラスではNaClの結晶を使ってアボガドロ数を求めました。前回習得したノギスの使い方とデータの統計処理を応用した実験です。アボガドロ数と聞いて、6.02×10の23乗と数値が頭に浮かんでもまさか自分の手で、アボガドロ数が求められるとも思いませんよね。しかし、NaCl結晶に特徴的な単位格子をうまく活用することで簡単な手法で、ぴったりとはなりませんが、アボガドロ数に近い数値を求めることができるのです。

 

化学実験の様子01
化学実験の様子02
化学実験の様子03

 出席していた学生からは「高校の時に覚えて使う機会の多かったアボガドロ定数が、意外と簡単な手順で求められることが分かりすごいと思った。」「今までは「アボガドロ定数=6.02×10の23乗」という言葉として記憶するだけだったが、今日実験的に自分たちでアボガドロ定数を測定することで、自分でも求められる、ということが嬉しかった」といった感想を聞くことができました。

 

 次回もアボガドロ数に焦点を当てますが、違う方法で求める予定です。さぁ、どんな手法でしょうか。お楽しみに。

 

*本授業は実験実習科目であるため、十分な感染対策の上、学部長許可を得て少人数クラスで対面授業をしています。授業開始時には検温、手指消毒をし、実験中はマスクおよびフェイスシールドの適切な着用、定員の半分にして授業を行うなど感染拡大防止対策を講じております。

 

化学実験担当:環境科学コース教員

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 環境科学コースのウェブサイトは以下をご覧ください。

 ?/p/puh-des/env/env_index.html