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【生命環境学科】 日本初の脱炭素住宅の記者発表会で小林准教授が講演

印刷用ページを表示する 2021年6月18日更新

日本初の脱炭素住宅の記者発表会で小林准教授が講演

 小林研究室では、大東建託株式会社とともに、低環境負荷な賃貸住宅についての共同研究を行っています。その一つとして、日本で初めてとなる脱炭素住宅「LCCM(ライフ?サイクル?カーボン?マイナス)賃貸集合住宅*」を開発しました。
 本研究では、分析結果をもとに埼玉県草加市に実証住宅を建築しました。これに伴い、6月17日(木曜日)にオンライン記者発表会が行われ、環境科学コースの小林准教授が「LCAを用いた建築物の環境負荷削減 ~賃貸集合住宅におけるLCCMの検討~」と題した講演を行いました。講演では、脱炭素住宅達成に至る分析や、対策実施による改善効果などについて、定量的な根拠をもとに紹介しました。
実証住宅写真

 集合住宅ではLCCM住宅は達成が難しいとされてきました。今回、業界初となるLCCMを達成できたことは大変有意義なことです。今後のLCCM賃貸集合住宅の普及の皮切りになることが期待され、LCCMが普及することで、脱炭素社会の実現に近づくと考えます。

 

*建設時?居住時?廃棄時においてCO2の削減に取り組み、さらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、建設から解体までの建物の一生(ライフサイクル)を通じてCO2排出量をマイナスにする脱炭素住宅のこと。

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本教員が所属する環境科学コースのウェブサイトは以下をご覧ください。

 ?/p/puh-des/env/env_index.html