庄原実業高等学校デュアル派遣実習を受け入れました
県立広島大学生物資源科学部と広島県立庄原実業高等学校では、高大連携事業の一環として、「デュアル派遣実習」を行っています。庄原実業高等学校食品工学科の生徒(2年生)さんが、吉野研究室(食品顕微分析学研究室に、5月10日から7月12日まで週1回のペースで、ひとつのテーマの実験を行いました。
生徒さんは、庄原市の特産品であるりんごジュースの絞り粕の有効利用を目指しています。その絞り粕の主要な成分である食物繊維の含有量の分析や繊維構造の電子顕微鏡観察を行いました。また、繊維同士の結着性などを検討しました。これらと並行して、他の研究室への訪問や分析機器などの見学も行いました。最後には、まとめとして、発表用スライドを作成しました。
デュアル派遣実習で学修したことが、高校での研究や勉学の一助になり、活躍することを期待しています。