2021年度 フィールド科学実習Ⅰ 5月の実習 水稲と果樹の管理
5月25日 田植え
4月27日に種まきしてプール育苗していた水稲?中生新千本やタンチョウモチ等の苗の田植えを5月25日に行いました。2年続けて実習学生不在の田植えとなりました。昨年は4年生や一般職員さんに手伝っていただきましたが、今年は教員、スタッフと管理委託している皆さん数名での対応となりました。少数精鋭だったからか予定の半分の時間で終了しました。なお、収量調査を公正に行うために1株(1か所)に3本植えとすると決め、1人5条ずつ位を後ろに下がりながらひもにつけた印の位置に合わせて植えていきました。
5月26日 ブドウ品種ピオーネの整房と1回目のジベレリン処理
下の1枚目は整房前、2枚目は整房中の様子(2019年)です。基部の副穂を2つつけておいてジベレリン処理回数がわかるようにします。ジベレリン処理はどのような目的で行われるのでしょうか?。この植物成長調節物質(植物ホルモン)は何から見つかったのでしょうか?。この作業の写真も2019年の実習です。ジベレリン処理は一斉に後ろに下がっていくようにして1房1房処理していきます。
5月14日 ナシ、リンゴは摘果、最後に袋かけ
ナシは5月中旬に1叢1果に摘果します。少し横に向いたぐらいで重みで丁度よくさがってきます。
リンゴは花叢の中央の果実(中心果)を残し、他を摘果します。リンゴの袋は二重になっており、外袋と中袋があります。収穫前には中袋だけにしてゆっくり日照にならし、その後赤く色づけるようにします。袋掛け作業は病害虫や農薬散布の果実への直接の散布を避けるためにも行うので既に作業が終了しています。
西圃場のワイン用ブドウ。
地域資源開発学科1年生向けに管理を予定していましたが、緊急事態宣言による入構制限もあり芽かきは終了しています。この後、誘引や雨除けビニルの設置を是非、実習で実施したいところです。
5月下旬にさくらんぼ 紅さやかが実りました。手があればネット被覆などもできたかな。今年は例年になく着果はよかったようです。多くは鳥さんたちに持っていかれたようですが。