2020年度 食品資源フィールド科学演習を開催(初日 栽培部門)
今年も食品資源フィールド科学演習を開催しました。例年は中四国大学農場連携で他大学の学生も多く来所しますが、今年は単独開催となっています。テーマは地域振興、6次産業化の理解です。9月1日の初日は1次産業の栽培部門です。開講オリエンテーションの後で、県大庄原キャンパスの立地条件や農産物の流通について説明しました。その後、圃場に出て水耕レタス等の定植、秋作野菜栽培準備のためのマルチ張り、休憩後には、特産リンゴ栽培の基礎、果実の除袋、品種つがるの収穫と調整実習を行いました。当日は、フェイスシールド配布等による新型コロナ対策、最高気温35℃となる暑い日での実施となりました。最後の方で疲れが出た学生もいましたが、翌日の食品加工には元気に参加しておりほっとしました。
センター長による開講オリエンテーション 最後にフェイスシールドをつけていただきました。
水耕施設へのレタス類の定植です。また、排水路に栽培しているぷちぷよトマトをいただきました。皮が軟らかくて美味しいです。
秋作野菜の定植のためのマルチ張りを行いました。マルチの特性や張り方の実際について実践的に学びました。また、特産アスパラガスの4色長期採り栽培の説明を受けました。アスパラの世界は男女共存から男性だけの社会に移っているようで面白いですね。
休憩(冷たくて美味しいブドウをいただいた)後は特産リンゴの栽培実習。西日本では広島県が最大の産地です。除袋、収穫、出荷調整などを実践的に学修しました。