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【生命環境学科】 中本造林と小林准教授の研究の一環で木質建材としては初となるエコリーフ環境ラベルとカーボンフットプリントを取得

印刷用ページを表示する 2020年6月18日更新

中本造林と小林准教授の研究の一環で木質建材としては初となるエコリーフ環境ラベルとカーボンフットプリントを取得

 広島県廿日市にある中本造林株式会社の主力製品のひとつである、焼杉(素焼?ブラシ?浮造)について、木質建材としては初となるエコリーフ環境ラベル?カーボンフットプリントを取得しました。その取得は本学の小林准教授とともに実施されました。

 本製品は、欧米への輸出をもくろみ、欧米で盛んな環境ラベルの取得を実施したものです。世界では、建築物の環境配慮が求められており、建築材料の環境配慮のあかしとして、こうした環境ラベルが普及しています。

エコリーフイメージ図
 エコリーフ環境ラベルとは、製品の原料調達?生産?流通?使用?廃棄までにかかわる様々な環境影響(気候変動、オゾン層破壊、富栄養化、酸性化など)を「見える化」する仕組みです。カーボンフットプリントとは、製品の原料調達?生産?流通?使用?廃棄までにかかわる温室効果ガスをCO2換算して「見える化」する仕組みです。

 なお、小林研究室では、本環境ラベルで評価に用いられている、データベース(バックグラウンドデータベース)の研究?開発にも関わっています。また、本製品の評価にあたって、国際基準に準拠させるための評価ルール(PCR:Product category rule)の改定も担当しました。