県立広島大学県立広島大学ではSDGs達成に向けて,さまざまな
取り組みを行っています
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植物由来の石油代替「循環型」炭素資源を材料化する研究

取り組み内容

 私たちは,植物が光合成で作り出した貴重な炭素資源を高付加価値の材料として活用する化学的な研究を行っています。
 地球温暖化の原因の一つと言われる大気中の二酸化炭素(CO2)を植物は光合成により固体化し,分子が複雑に絡み合った植物細胞壁を形成しています。私たちはこれらを化学的に「解(ほぐ)して」,再生可能な循環型の炭素資源として石油や石炭の代わりとして活用することを目指しています。木材などの植物素材からエレクトロニクスやエネルギー生産デバイス,医薬品,高性能プラスチックなどの付加価値が高い最新の素材の研究?開発を行っています。
 森林,草原という地域に根差した陸の豊かさを維持しつつ,現在と未来の地球環境に責任を持った原料からの「作り方」と「使い方」ができる素材を用いて,これから50年先の産業と技術革新の基盤を地域でつくることを目指して,実験を通じて教育研究を推進しています。
まとめ版の図
個別のイメージ図
担当者 生物資源科学部 生命環境学科 環境科学コース 准教授
青栁 充
Mitsuru Aoyagi 青栁研究室ホームページ 研究者紹介ページ

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