先輩教えて!
けんひろのこと
- インタビュアー
- りほ
- インタビュイー
- Yくん
Yくん
保健福祉学部 人間福祉学科 2年
(広島県立広高等学校 出身)
- インタビュー日
- 2021.4.1
コロナの影響を大きく受けた1年間
- りほ
- では早速インタビューを始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
まずけんひろに入学してからの話を聞かせてください。けんひろに入学してみて1年が経ったと思うんですが、勉強面や生活面で初めてわかったことや気づいたことがあれば教えてください。
- Yくん
- そうですね、どちらかと言えば生活面の方が結構変わったかな?ほとんどコロナのせいなんですけど。何というか、今まで生きてきて一番だらけた1年だったなぁと。
今まで、中高と部活で剣道をずっとやってたんですよ。それで結構部活が忙しくて。なので、コロナになってからこんなに家でダラダラできたことないなぁっていう…(笑)
勉強面は、ホントに課題をこなすだけみたいな感じでしたね。
- りほ
- なるほど。ちなみにYくんは何かサークルには入ってるんですか?
- Yくん
- 入ってないですよ!え、逆にみんな入ってるんですか?
- りほ
- いやいや!私も入ってないよ!私たちの時はコロナでサークル紹介もなかったから、どんなサークルがあるのかっていうのもイマイチ把握できてないよね…
- Yくん
- やっぱりそうですよね!サークル紹介がなかったのは大きいと思う…
僕は実家暮らしなので、バイトも実家の方でやってるんですよ。なので先輩とのつながりがほとんどないのもめっちゃ不安です。
- りほ
- ホントにそうだね!私も実家暮らしなのでめっちゃ分かります!!
- Yくん
- でも来週あたりにオリエンテーションとか(1年遅れの)入学式あるよね…?
- りほ
- うんうん!あ、Yくんは入学式参加するの?
- Yくん
- うん!男子みんなで行こうって言ってる!
- りほ
- おー!それは良いね!!
もっと大学に行けるはずだったのに…
- りほ
- 次に、入学する前に大学生活ってこういう風かなってイメージしてたものと、実際入ってみてからのギャップみたいなのがあればぜひ教えてください。
- Yくん
- 普通にもっと楽しいもの、同級生のみんなとワイワイするようなことを想像してたんで、まず学校に行けないっていうのはホントにびっくりしましたね。
- りほ
- なるほど。きっと多くの学生さんがもっと大学に“通う”イメージを持って入学されたと思うんで、それはもっともな意見だと思います。
人間福祉学科は授業で大学に行くことはありましたか?
- Yくん
- すごく気を使って、ハイブリット授業をしようと頑張ってくださった先生もいたんですけど、学生側でオンライン希望の人が多かったので、結局対面授業はほとんどなかったですね。コミュニケーション障害学科はどうだったんですか?
- りほ
- コミュニケーション障害学科は他の学科と共通の科目を除くと、普段の授業で対面の科目はなかったんですけど、テストだけ対面で実施された科目はありましたね。なので、1限のテストを受けるためだけに登校した日もあります。
履修登録はしっかりと考えて
- りほ
- では次に、けんひろに入学して1年間生活してみて、勉強面でも生活面でもいいんですけど、「これ失敗したなぁ」とか、「新入生の人、これ気をつけた方がいいよ!」みたいなことがあったらぜひ教えてください
- Yくん
- 失敗したっていうのであれば、今となっては良かったんですけど、履修登録で限界まで授業をとったんですよ。今年はテストではなくて、最終課題としてレポートを提出するので良かったんですけど、授業期間中はマジでしんどかった…最初は名前だけじゃ分からなくて、興味本位で履修したらめっちゃ難しかったです。だから、履修登録をもうちょっと考えるべきだったなと思います。
- りほ
- ちなみに、この科目ちょっとキツかったなっていうのはありますか?
- Yくん
- 全学共通教育科目は全体的に難しかったです。中には、毎回レポートを提出するんですが先生から提示される問題が難しいものもありました。
まず専門用語が難しいので調べて、それから答えを考える感じで大変でした。
あとは、自分でスピーチを動画で撮影して提出する授業もあって、それが大変だったんですけど、コミュニケーション障害学科にもありましたよね?
- りほ
- そうですね。人間福祉学科は第4クォーターだけだったと思うんですけど、コミュは第3,4クォーターがその課題だったので、私自身が英語が苦手っていうのもあったと思いますが、時間的な面でも苦労しましたね。
ただ、同じ科目でも担当される先生によって課題の出し方も変わるので、あくまでも参考程度にっていう感じですね。
将来は大学で学んだことを活かして公務員に
- りほ
- 今、Yくんは人間福祉学科で学んでいると思うけど、職業だけじゃなくて良いので将来こういうことやりたいとか、夢とかがあればぜひ教えてください。
- Yくん
- コロナになって、段々と仕事がなくなっているっていうのをよくニュースで見たから、やっぱり公務員かなって思っちゃって。僕の親も公務員なんですけど、全然仕事にも困ってなくて、仕事の内容も変わらなかったので、公務員は安定してるんだなぁ、良いなぁと思ってます。
- りほ
- Yくんは安定志向なんですね。特に今はコロナの影響でそういう風に考えている人も多いと思います。保健福祉学部の人の多くは、国家試験を受けて国家資格取って、っていうような感じで、他のキャンパスに比べたらそういう色が強いけど、必ずしも専攻してる職種になるというわけでもないと言うか。社会福祉士さんが学ばれてることって、結構幅が効くようなイメージなんですけど…
- Yくん
- そうなんですよ。なので、公務員になっても活かせるのかなぁと。
- りほ
- なるほど!社会福祉士さんならではのお仕事や考え方の幅の広さがあってこその、公務員っていう選択肢なんですね。
通学で自転車を使う時は撤去に注意!
- りほ
- Yくんは東広島市からの通い勢ということなんですけど、市外からの通いだからこそ苦労することとか気を付けたほうが良いことって何かありますか?
- Yくん
- 僕は三原駅から大学までは自転車なんですけど、りほさんは自転車ですか?
- りほ
- いえ、私はバスですね。
- Yくん
- あ、そうなんですね。
自転車組は、無料の駐輪場があるんですけど、そこが半年に1回で自転車の撤去をしてて。1週間くらい自転車を放置していると、市役所の方に持っていかれちゃうんですよ。それで僕、学校に行かなさすぎて持っていかれちゃって。(笑)
- りほ
- 確かに、本来は毎日使ってたはずですもんね…
- Yくん
- そうなんですよ。だから、これは通学に自転車を使う人は気を付けたほうが良いよっていう感じですね。
小論文と面接はとにかく数をこなそう
- りほ
- ここからは、けんひろを受験しようと思ってる高校生に向けて、Yくん自身が受験勉強でこういうことやったよとか、こういうことに気をつけて勉強したよっていうことがあったら教えてください。
- Yくん
- まずセンター試験(現在の共通テスト)までは本当に頑張るしかないと思います。僕は部活の影響で10月くらいまで試合があったので、そこから受験勉強し始めたんですよ。だから本当にそこから短期集中で勉強しました。2次試験は小論文と面接だったんですけど、先生がマンツーマンでついてくださったので、ひたすら書いてた感じですね。小論文と面接はとにかく数をこなすことが大切だと思います。あとは、けんひろの先生は面接の時は「緊張してます?」など、たくさん話しかけてくださるような優しい先生ばかりだったので、高校で練習していた面接とはまた雰囲気が違ったんですけど、適度な緊張感で受験できました。
ただ、面接では過去問にはない項目や専門的なことを質問されることもあるので、注意した方が良いかなと思います。
メッセージ
- りほ
- 最後にこれをご覧になっている方へ向けてメッセージをお願いします。
- Yくん
- けんひろは優しい先生が多くてとても楽しいです!受験勉強頑張ってください!
- りほ
- はい、ありがとうございました!
インタビューを終えて
Yくんとはこのインタビューで初めてお話しさせていただきましたが、積極的に自己開示をしていただいたおかげで、とてもスムーズにお話を伺うことができました。
1年生の間はあまり思うような大学生活ではなかったけんひろ生も多いと思いますが、2年生では1年生の経験を活かして、自ら大学生活をより楽しめるような工夫ができると良いですね。
インタビューを受けていただき、ありがとうございました?