先輩教えて!
けんひろのこと
- インタビュアー
- あゆ
- インタビュイー
- Kさん
Kさん
地域創生学部 地域創生学科 2年
経過選択から地域産業コース
(広島県立安古市高等学校 出身)
- インタビュー日
- 2021.12.22
大学で学びたいことを探して
- あゆ
- それではインタビューをはじめていきます。まずどうしてけんひろに行こうと思ったの?
- Kさん
- 自分が高校生のときに将来やりたいことや大学でやりたいことがなかったんですね。それを先生に言ったら、自分が入学する時に学部が新しく変わったんですけど、後期で経過選択制があることを先生に紹介してもらって、自分にぴったりだなと思ったからです。経過選択制は入学してからコースを選択できるので。
- あゆ
- 授業を受けてみて決めれるとギャップがなくていいね。どうして地域産業コースの経営学を選んだの?
- Kさん
- 1年生の時に地域文化コースと地域産業コースの経営?情報の授業を全部受けてみたんですけど、その中で1番経営系に興味があって、2年生以降も勉強したいなと思ったからですね。
- あゆ
- どういう所が面白かった?
- Kさん
- 例えばマーケティングの授業では商品を売るにはどうしたらいいかを考えたり、簿記の授業ではお金の計算をしたんですけど、それらが面白くて学んでみたいなって思いました。そういう分野に元から興味があったわけではないんですけど、授業を受けてみたら面白かったです。
- あゆ
- 興味があるなって思えるものが見つかったのは良かったね!
広島出身でも知らないことは多い
- あゆ
- 地域創生学科って地域について勉強する機会が多いのかなと思うんだけど、地域についての授業で印象に残っているものはある?
- Kさん
- 「ひろしま理解」っていう授業が面白かったです。
- あゆ
- どんな所が面白かった?
- Kさん
- 宮島について学べた所です。具体的には宮島の歴史、宮島に関するジンクスとその実際のところを先生が教えてくれました。例えば厳島神社にカップルで行ったら別れるっていうジンクスがあるけど本当なのか、みたいな(笑)。
- あゆ
- それ聞いたことある!神様が女性で嫉妬して別れさせるみたいな感じだっけ(笑)?今までのインタビューでも地域に関する授業で何が印象に残ったか聞いたんだけど、「ひろしま理解」って答える人が多かったんだよね。色々な視点から広島を学べる所が面白いのかな?
- Kさん
- そうですね。たしかに広島県民でも広島について全然知らないことは多いですよね。
- あゆ
- 広島について色々知れるのが面白そうだね。
教えてもらうだけじゃない
- あゆ
- 次の質問なんだけど、実際大学に入学して高校の授業とのギャップって感じた?
- Kさん
- 高校の時は先生から教えてもらうっていう感じの授業ですけど、大学は先生が最初に説明したらすぐグループワークやプレゼンテーションに移ることが多いです。実践というか、単に教えてもらうだけじゃない授業がすごく多いなって思いました。
- あゆ
- 確かにアウトプットする機会は多いかも。
- Kさん
- どの授業でも大体グループワークと発表がセットであるみたいな感じです。それで最後にレポートですね。
- あゆ
- どんな内容のレポート書くの?
- Kさん
- 例えば企業の業績と、何でこの企業の売り上げが上がったのかを調べてまとめますね。あと株価を1か月間記録して、それを元にして株価の上がり下がりがどうして起こったか、その要因を調べて考察しました。要因は例えば緊急事態宣言が終わったから上がったとかですね。そういうことを調べていました。
- あゆ
- すごいね!時事問題とかすごく詳しくなりそう。
専門科目も段階的に勉強
- あゆ
- 次の質問なんだけど、経営の授業で1番な印象に残ってる授業はある?
- Kさん
- 今「ベンチャービジネス論」っていう授業をとってるんですけど、それですね。日常で困ってることを探して、それを解決するための商品やサービス、システムをグループで考えて発表する授業です。
- あゆ
- ちなみにどんなものを考えてるの?
- Kさん
- 今考えてるのは大学の教科書販売システムです。大学の教科書って間違えて買ってしまう時があるんですよね。それをなくすために電子書籍のような、常時教科書を販売するシステムを考えています。
- あゆ
- そうなんだ。それってもとからテーマが決まってるの?
- Kさん
- 2回発表があるんですけど、1回目は提示されたものを改良しようということで決まっていました。ただ2回目は何も提示されなくて、自分たちで課題を見つけるところから始めて、それを解決する商品?サービス?システムを考えました。
- あゆ
- 課題の分析からその解決方法まで考えるって将来仕事するときにすごく役立ちそう!経営ってそういうビジネス系の授業って多いの?
- Kさん
- そうですね。ビジネス系と金融系に分かれてて、ビジネス系は例えば商品企画や新しいサービスを考えます。金融系は例えば簿記や地域の経済、あとファイナンシャルプランニングという、個人に合わせてお金のことを考える授業があります。
- あゆ
- 金融とかちょっと難しそうだね。実際に授業内容の難しさって感じた?
- Kさん
- 自分も絶対難しそうだなって思っていました(笑)。でも1年生と2年生の前期で入門の授業を受けていたらわかるようになりました。
- あゆ
- コースの専門科目が本格的に始まる前段階の授業でちゃんと勉強しておけば大丈夫なんだね。きちんと段階踏んで勉強できるのはいいね。
授業で見つけた学びたいこと
- あゆ
- 最後の質問なんだけど、今後どういう分野を勉強していきたいなって思ってる?
- Kさん
- 今履修している「ファイナンシャルプランニング」の授業に興味があるので、それについて学びたいなって思ってます。あとはその資格も取ってみたいです。
- あゆ
- ファイナンシャルプランナーって例えばどういう仕事をするの?
- Kさん
- お客様個人や家族の人生設計に合わせて、計画の提案をしたりアドバイスをしたりします。例えば保険をその人の収入や年齢とかに合わせて提案します。働く場所は民間企業や銀行などですね。
- あゆ
- なるほど。ちなみにゼミについても考えてる?
- Kさん
- 今履修している「ベンチャービジネス論」と「ファイナンシャルプランニング」の授業がすごく面白いなと思ってるので、それらの授業を担当している矢澤先生か村上先生ですかね。
- あゆ
- 実際に授業を受ける中で学びたいことが決まってきたんだね。ではこれでインタビューを終わりたいと思います。ありがとうございました!
インタビューを終えて
今回の話を聞いて、地域創生学科の経過選択制は色々なコースの授業を受けた後で専攻を決めることが出来る所が魅力だと感じました!Kさんのように大学で学びたいこと、やりたいことを見つけていきたいという人にはピッタリだと思います。改めて今回はインタビューに協力して頂きありがとうございました!