先輩教えて!
けんひろのこと
- インタビュアー
- 上野
- インタビュイー
- 橘髙さん
橘髙一姫さん
経営情報学部 経営学科 3年
(広島県立大門高等学校 出身)
- インタビュー日
- 2021.4.09
やりたいことをやりたいようにできる大学の勉強
- 上野
- けんひろに決めたきっかけなどあれば教えてください。
- 橘髙さん
- 結構遅くて高3の夏くらいなんですけど友達の影響でオープンキャンパスに行って、そこで矢澤先生に出会ったことがきっかけです。私はもともとイベント関係の仕事に興味があって、そこで矢澤先生がイベントに詳しいことを知って、矢澤先生のゼミに入ってイベントのことを学びたいなと思ってけんひろに決めました。
- 上野
- きちんと目標をもって入られたのはすごいですね。実際に入学してみて雰囲気とかはどうでしたか?
- 橘髙さん
- 推薦で入ったから何を学べるかはわかってたんだけど、どういうところかみたいなことは全く知らない状態で入ってみて、1.2年はやっぱり一般教養みたいな教科が多くて、私が苦手っていうのもあるけど、特に簿記とかの計算するのが大変だったかな。でも、経営って言うのは答えがなくて自由にできるから楽しいっていう方が大きかったな。3年から矢澤先生のゼミに入ってイベントのことを学べるようになって今とても楽しいです!
- 上野
- 高校と大学の違いを感じたりはしましたか?
- 橘髙さん
- 高校の時は答えのある教科がほとんどで苦手だったかも。あと、高校は成績でクラス分けされてたりしたから上へ上へで頑張ってたけど、大学はそういうのがないし、学科の授業とかでこんなにも自由に考えていいんだって感動してすごく楽しかった。自分のやりたいことをやりたいようにできるっていうのが違いかなって思います。
チャンスがあれば何でも挑戦する
- 上野
- 何か趣味などはありますか?
- 橘髙さん
- ずっと歌うことが好きでチャンスがあれば様々なイベントやコンテストに出場してます。そこで出会った人たちがまた違うイベントに誘ってくださったりしていろいろと挑戦しています。見切り発車みたいな時も多いんですけど、チャンスがあればやっちゃえって感じでいろいろまずやってみてから目的を決めることが多いですね。
- 上野
- 橘髙さんは行動力が凄いんですね。そのはじめの一歩のような出来事ってあったりしましたか?
- 橘髙さん
- 歌うことは小さいころからずっと好きだったんですけど、みんなの前で歌いたいと思ったきっかけが2つあって、1つは中3のとき学年でミュージカルをしたときです。その時に初めて人前で歌って、指笛とか拍手をもらって同級生たちが騒いでる様子をみてすごく嬉しかったの。そこで歌の影響力を感じてそれが気持ち良いなって思って歌いたいって思った。もう1つは中学校のころ仲良かった子がアクターズスクールに通っててめっちゃ歌が上手くて、テレビとかにも出てたのを見て、負けず嫌いだった私は負けたくなくてコンテストとかに出てみようかなって思ったのがきっかけ。
予定をいっぱいにした生活が好き
- 上野
- ありがとうございます。次に大学生活について教えてください。バイトなどはしていますか?
- 橘髙さん
- 1年半くらいは飲食店のバイトをしてたんですけど、将来イベントのことをしたいから経験値を積んでおきたいなと思って、地元のイベント会社の方に声をかけてもらったり、派遣会社に登録して、ちょくちょくやらせてもらってます。
- 上野
- 将来を見据えてバイトも選んでるんですね。どういったことをやられてるんですか?
- 橘髙さん
- 基本的には受付とかが多くてチケットもぎりとかのお客さん対応が多いです。
あと、片道二時間半かけてバスで学校まで通ってるんだけど、1年の頃はせっかく広島まで行くんだからと思ってずっとやってみたかったビールの売り子のバイトもしてました。今しかできないからやりたいこと全部やりたくていろんなことやってます笑
- 上野
- 勉強とバイトの両立が難しいなと感じたことはなかったですか?
- 橘髙さん
- なかったです。(笑)登下校に時間がかかることを入れても特になかったです。これが大学生だって感じがして楽しいですね(笑)。私は結構予定をいっぱいにするのが好きで授業授業バイト授業バイト授業授業授業みたいなのが「わ~大学生してる!」って感じがして好きです。
大学生の頃から将来へ向けての経験づくり
- 上野
- 大学生活での思い出について教えてください。
- 橘髙さん
- 地元でオンライン成人式をしたことです。2年生のときにこれも私の目的探しが始まって、どうして私は地元に残っているんだろうって思い始めて、地元に残ったからには何かを残さないとなっていうのがあって、探してました。私の地元である福山は学生と業者さんとのつながりがあるところで、企業で開催される創業体験イベントに参加していました。そこで知り合った企業の方に協力してもらいオンライン成人式を開催させていただくことができました。コロナで延期になってしまった成人式をyoutube配信してその時にも歌わせていただきました。他にもこれから地元の大学生と協力して行う他のイベントも企画しています。若い人が過ごしやすい街づくりを目指しています!
- 上野
- とてもいいですね!地元を活性化したいみたいな地元愛がすごく感じられます。橘髙さんは福山が本当に好きなんですね。
- 橘髙さん
- 去年1年を通してこんなに頑張っている学生がたくさんいるんだと感じて地元のことが凄い好きになった。自粛で悪かったことばっかりじゃないなって感じました。地元の良さに気づけて良かった。
- 上野
- 今後の目標とかやりたいことってありますか。
- 橘髙さん
- 今そのことを考えてるんだけど思いつかなくて、今は目の前のことを一生懸命頑張っている感じかな。上野さんもそうだと思うんですけど、大学生っていう年齢には同い年で働いている人もいる年齢じゃないですか。その中でなんで今私が大学生でいるのかなって考えてて大学生だからできることをどんどんやっていきたいなって思ってる。だから平日とか使っていろんなところに旅行に行ってみたい。あと最近はインターンシップどこ行こうとか悩みがいっぱいあって忙しいかな(笑)。
- 上野
- 考えるのが好きなんですね。しっかり考えることが橘髙さんの原動力になっているのかなって感じました。将来の夢とかありますか?
- 橘髙さん
- 将来の夢はすごく考えているんだけど、入学当時はゼロからイベントを作るイベントプロデューサーになりなかったんだけど、いろいろイベントスタッフとかを経験してみてゼロからイベントを作るよりも、既存のイベントを時代に合わせて変化させて、面白くしていく方が好きなのかなって最近思っています。どうなるかはわからないけど、イベント系の職業には就きたいなって思ってる。コロナでいろいろイベントの形も変わってくると思うけど、その中でできることを学生のうちから探していって見つけたいなって思ってる。就職は東京でしたくて、それはやっぱり刺激が一番大きいしずっと最先端だからワクワクするし、そこで学んだことを活かしてまた地元に戻ってイベントとかできる人になれたら最強だなって思ってます(笑)。
今しかできないことをする
- 上野
- 最後になるんですが、高校生に向けてのメッセージをお願いします。
- 橘髙さん
- 高校生って結構大学のことを考えたら勉強しなきゃって思ったり、いい点取らなきゃって思ったりしちゃうと思うんだけど、そうじゃなくて。私は「今しかできないことをする」っていうのが今も昔も好きで高校生のときもそれを軸に動いてたんだけど、高校生にしかできないやりたいことをやってほしいなって思います。もちろん、進路とか勉強も大切だけど、経験に勝るものはないなって思うからやりたいなって思ったものがあるならすぐにチャレンジしてほしいしいろんな経験をした方がいいなって思います。
- 上野
- 橘髙さんはすごい明るくて前向きでやるって決めたらわーってやっちゃうっていうのがすごいかっこいいなって。めっちゃすごいなって感じてます(笑)。
- 橘髙さん
- 当たって砕けろって感じだから(笑)。周りにも動くのが鷲のように早いねってよく言われる。この性格は私でもすごい好き。
- 上野
- 本日は本当にありがとうございました!
インタビューを終えて
積極的で、活発で、明るくて人で自分の力でチャンスを手に入れていろいろ夢を叶えたり、夢に近づいている方だなって感じました。このインタビューで私もこんな風に動けるようになりたいなって思える憧れの先輩になりました。どんな環境でも自分次第でいい方に変えられますね!