山本 結生Yamamoto Yui
保健福祉学部 保健福祉学科 作業療法学コース
プロフィール
福井県立武生東高等学校出身
2022年に保健福祉学部 保健福祉学科 作業療法学コースに入学。患者様の心に寄り添い、安心?信頼してもらえる作業療法士を目指し、日々知識や技術を磨いている。小学生の頃から吹奏楽を続けており、現在も吹奏楽サークルに所属。サークル活動や授業などを通して、チームの中で協力することや、人前で発言する機会が増え、大人数で活動する中で人との関わりを大切にしている。
音楽ライブへ行ったり、好きなアーティストのグッズを集めたりと趣味を楽しんでいる。また、海外旅行へ行ったことで行動範囲が広がり、1人で日本各地に行ったりと様々な経験を通して多角的な視野が持てるよう心がけている。
日々の学びとあわせて、様々なことに挑戦し、
充実した大学生活を満喫
私は母が訪問看護師であり、また祖母が自宅で訪問リハビリを受けている様子を間近で見ていたことから、幼少期から誰かを支えるということに興味がありました。また、母が患者様から信頼されている姿、作業療法士と活き活きと楽しい時間を過ごしている祖母の姿を見て、医療系の職業に憧れを持ち、私も体と心を元気にする仕事に就きたいと思うようになりました。
本学の作業療法学コースを選んだのは、webオープンキャンパスに参加した時に先生方の雰囲気や地域密着型の教育、附属診療センターがあることに魅力を感じたからです。また、医療の現場で重要なチーム医療について充実した学びができるのも、保健福祉学科という1つの学科に5コースがある本学ならではの特徴です。さらに、国家試験の合格率が非常に高く、勉強ができる環境が整っている点も進学の後押しになりました。
授業や実習を通して、身体や精神、発達など様々な領域に関わる作業療法について学んでいます。中でも作業科学実習では、個人やグループで木工や織物、コースター、陶芸など実際にモノづくりを行い、共同作業の大切さはもちろん、作業を通して体も心も元気になる喜びを実体験することができます。将来仕事をする際に患者様に寄り添い、その人らしさを大切にした豊かな生活を引き出せる経験になると感じています。
また、2年生の冬にはデイケアへ実習に行き、作業療法士は利用者の方々個々の作業をサポートするだけでなく、利用者の皆さんが安心して過ごせる空間や環境を創る大切さを実感することができました。
私は小学生の頃から吹奏楽を続けていましたが、高校生の時にこれで最後かなと区切りをつけていました。しかし、大学の一大イベントである浮城祭で吹奏楽サークルの演奏を見た時に、やっぱりまた演奏したい!と思い、すぐに入部しました。その後、4月のオリエンテーションでのサークル発表、5月のさつきまつりに参加し、10月に行われた浮城祭ではメンバーとしてステージに立つことができました。サークルに入ったことで異なる学年、他コースの学生と交流することができ、より充実した大学生活を過ごしています。
また、2年生の夏休みには同じコースの友だち5人でシンガポールとタイへ1週間旅行に行きました。初めての海外旅行でしたが、国内旅行とは異なる緊張感とわくわくで、準備の段階からとても楽しかったことを覚えています。海外旅行を経験したことで、「どこへだって行ける!なんだってできる!」と自信がつき、今までなら躊躇していたこともやってみようと挑戦する意識を持つようになりました。
今後はこれまでの経験を活かし、より地域に密着した作業療法の学びを深められるゼミに所属し積極的に研究をしたり、音楽療法の授業を選択したいと考えています。また、すべての人が住み慣れた地域で安心して、その人らしく暮らせるように、地域の特性を活かしたアイデアを考え、それを実行できるように挑戦していきたいと思います。